鍼灸師を持ったケアマネジャーが経験した鍼灸の事例

0

     Sさん(男性・62才)は、30年弱前の脳出血後から左半身麻痺があり、4年前に閉塞性動脈硬化症・慢性腎不全で人工透析となり、2年前には心筋梗塞でカテーテル治療を行いました。現在、要介護度は「3」です。

     

     日常生活は、独居で過ごされており(離婚歴あり)、他県に住む妹さんや娘さんが時々来訪されます。屋外では車椅子、室内では車椅子あるいは杖で移動をしています。

     

     私は、鍼灸師の資格を持ちながら、ケアマネージャーとして活動しており、Sさんと関わりを持ちました。この方は、片麻痺に加え、透析や他の症状の医療的な管理、住宅環境の整備、生活保持、衛生面などのサポートを必要とされています。

     

     最近になって、左手がパンパンに浮腫みだしました。物書きが長くなり運動不足から来るものと診断を受け、介護保険によるリハビリと医療保険による鍼灸治療を週1回ずつ行うように主治医から指示されました。

     

     パンパンとなった左手の浮腫みは、鍼灸治療を2週間ほど行うと改善されました。

     Sさんは、運動療法との相乗効果で功を奏したと感じていると仰いました。また、拘縮から来ていると想像される上肢の緊張も一部緩和され、喜ばれています。

     

     Sさんの場合は、以前に腰痛で鍼灸の経験があったため、スムーズにサービスが導入されました。鍼灸治療を受けた体験があるかないかで、鍼灸導入に障壁が有り得ますが、本件においては透析の肉体疲労回復や残存機能維持向上に有効とみられる鍼灸施術は、今後さらに充実させていけると期待しています。

    (磯田鍼灸整骨院・磯田)


    コメント
    コメントする








       

    calendar

    S M T W T F S
         12
    3456789
    10111213141516
    17181920212223
    24252627282930
    << November 2019 >>

    selected entries

    categories

    archives

    recent comment

    links

    profile

    search this site.

    others

    mobile

    qrcode

    powered

    無料ブログ作成サービス JUGEM