西日本大水害に思う

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    常総水害の際、避難所では日没以降の鍼灸マッサージ施術が大変喜ばれたことを思い出しました。

     

    泥水だらけになった自宅を清掃するために、日があって活動できる時間帯は、小さな子供・その保護者・身体が不自由な方たち以外は避難所を離れています。

     

    被災者の多くは、慣れぬ肉体労働を明るいうちに行い、仕出しの夕食を食べ、避難所が提供してくれた集団浴場に入り、体育館のような避難所に戻ってきます。

    何をするにしても、普段の日常にはいない大勢の人たちが周囲にいて、テレビを見ることもままならず、寝るまでの間、何もすることがないという人たちばかりでした。

     

    そんな中、体を癒してくれるボランティアは助かる、と大勢に言われました。
    たとえ夜遅くなっても、疲れたまま寝るのは辛い、と言われる言葉に奮起し、避難所を出るのは連日午前様になっていました。
    ※夜遅くまで施術する必要があるとは言いません。ただ、ニーズはこの時間帯に多いということは伝えなければいけないと思いました。

     

    他の医療職諸団体は、公的な派遣であるためか、日中しか避難所に滞在せず、多くの被災者に会う機会が少なかったようです。

     

    夜になり、心身を消耗して戻ってきた被災者の施術をする前に、血圧や体温を測ると、尋常ではない数値が検出されることがありました(241/134という方も!)。

    当人も把握していないことも多くあり、そうした情報を日中に詰めている医師・看護師・栄養士等の諸団体と共有する意義は非常に高かったと思います。

     

    たとえ短い時間であっても、自分のために体を癒そうとしてくれる人の手に触れる機会がある、という環境は、心身両面で助けになるはずです。


    自分が行けないのは歯痒く思います。自分を棚上げして言わせて頂ければ、もしその気がある資格者がいれば、臆せず動いて頂きたいです。

     

    20150914常総水害

    (画像は常総水害の際の避難所の模様。被災後4日目、9月上旬17時頃。)


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