地域ケアシステム推進事業上半期報告会レポート

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    12月15日(金)に行われた地域ケアシステム推進事業上半期報告会を傍聴した際の感想をレポートさせて頂きます。

    この報告会は、地域別ケア会議を総括する場のようです。

    地域別ケア会議とは、「高齢者個人に対する支援の充実と、それを支える社会基盤の整備とを同時に進めていく、地域包括ケアシステムの実現に向けた手法。((リンク)」

    平たく言えば、地域包括ケアシステムをいかに確立していくか?という仕組み作りを、各地域において具体的に話し合い、政策レベルで汲み上げていく場と考えられます。

     

    資料によれば、圏域別ケア会議での職種別参加状況について、鍼灸師・マッサージ師は皆無です。
    一方、理学療法士は26名と、1割近くの参加率がありました。


    PT・OTネットワークの代表者がこの推進事業に参加しており、その方の発言として、病院勤務で地域のことが分からないので、知ってもらう機会としてこの圏域別ケア会議に出席を呼び掛けているそう。それが26名の参加に繋がっているのではないかとのこと。

     

    僕はまだ、地域包括ケアシステムが確立している地域の先例を調べていません。したがって、きちんとしたことは言えませんが、上記のような状況では、地域包括ケアシステムは鍼灸マッサージ師の存在は省みられないまま策定されていくことでしょう。

     

    実は僕は、これまで医師会主催の医療福祉事例検討会で存在感を示していければ、鍼灸マッサージ師の地域包括ケアシステムへの参入にはある程度なんとかなるのではないかと考えてきました。

     

    しかし、上記リンク先のデータ(スライド3ページのみの少ないデータなので是非御参照下さい)を見ると、圏域ケア会議にて検討された内容で策定されていく様子です。
    事例検討会だけではダメなのかもしれない、と思うようになりました。

     

    そうなると、我々鍼灸師・マッサージ師が健康保険上もある程度有効と捉えられている痛みに対する範疇は、整形外科やPT・OT等の一般的にリハ職と言われる職種に委ねられることになるかもしれません。

     

    来院であれ在宅であれ、整形外科やリハ職では対応できず、我々鍼灸師・マッサージ師だからこそという場面があります。
    今のままでは、漂流する患者や家族が出てきかねないのではないか?と思われます。

     

    来年は、少しでも圏域ケア会議にも参加できるようにしたいと思いました。

    そして、少しでもこの地域に鍼灸マッサージや東洋医学の知恵で暮らしを支えられるような環境を作っていきたいと願っています。

    本年も大変お世話になりました。
    また来年もどうぞよろしくお願い致します。

    (文責:つくば草の根はりきゅう院 小池栄治)


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